V型フィルターボックス - HEPA / ULPAフィルター | 佰聖科技(バイシェンテック)
製品ID:v-bank-filter-boxHEPA / ULPAフィルターHEPA / ULPAフィルター
HEPA / ULPAフィルター

V型フィルターボックス

製品概要

V型フィルターボックスは名前に「ボックス」とありますが、実際は1枚のV型HEPAフィルターです。数枚のミニプリーツろ材パックをV字に並べて1つの枠に収めたもので、ハウジング(箱体)ではありません。同じ610×610×290、2000 CFM(56.6 CMM)で、V型の初期圧力損失は約249 Paと、アルミセパレータ型の大風量タイプ(約333 Pa)より約25%低くなります。効率は97%/99.97%/99.99%(@0.3 μm)、枠は亜鉛めっき鋼板枠またはABS樹脂枠です。

主要仕様

ろ過効率
97 / 99.97 / 99.99% @0.3 μm
ろ材
ガラス繊維ろ紙
外枠
亜鉛めっき枠、亜鉛めっき片フランジ枠、ABS 樹脂枠

Email:sales@baisheng-tech.com

電話:+886-2-25981958

FAX: +886-2-6602-1920

ろ材
ガラス繊維ろ紙
外枠
亜鉛めっき枠、亜鉛めっき片フランジ枠、ABS 樹脂枠
ろ過効率
97 / 99.97 / 99.99% @0.3 μm

詳細説明

V型フィルターボックスは名前に「ボックス」とありますが、ハウジング(箱体)ではなく、V字に並べた1枚のHEPAフィルターです。薄いミニプリーツのろ材パックを数枚、斜めにV字形に並べて1つの枠に収め、全体を1枚のフィルターとして交換します。パックを斜めに置くことで、同じ大きさの開口に平置きより多くのろ材を入れられるため、大風量を通しながら圧力損失を低く抑えられます。空調機(AHU)やフィルターハウジングに取り付け、最終段の高性能フィルターとして使います。 仕様は「何V」で区別します。2V、3V、4V、5V、6V、8Vがあり、数字は枠の中に並んだVの数で、Vが多いほどろ材も多くなります。効率は97%、99.97%、99.99%(@0.3 μm)です。一般にHEPAといえば0.3 μmで99.97%以上を指すため(米国エネルギー省 DOE-STD-3020 の定義)、97%のグレードは厳密にはHEPAではなく、要求がそれほど高くない場所に使われます。

アルミセパレータ型HEPAと比べて、圧力損失はどれだけ低い?

同じ610×610×290の枠、同じ2000 CFM(56.6 CMM)で、V型の初期圧力損失は約25%低くなります。下の図は同じ見積に載っていた2種類のフィルターで、6Vは約249 Pa、アルミセパレータ型の大風量タイプは約333 Paです。

同じ610×610×290・2000 CFMで、圧力損失はどれだけ違う?

上:V型の構造(模式図) 下:同じ見積の2種類のHEPAの初期圧力損失

上から見た図(模式、3V)入口出口ミニプリーツろ材パック枠0100200300初期圧力損失 (Pa)V型(6V)249 Paセパレータ 大風量333 Pa約25%低い

両者とも定格2000 CFM(56.6 CMM)。圧力損失はもと25.4および34 mmH₂Oで、Paに換算しています。その他のタイプの数値は本文の表をご覧ください。

圧力損失のもとの単位はmmH₂Oです:25.4 mmH₂O ≈ 249 Pa、34 mmH₂O ≈ 333 Pa。圧力損失が低いほど、送風機が打ち勝つべき抵抗は小さくなります。

V数ごとの風量と圧力損失

610×610クラスでは、多くのタイプが定格56.6 CMM(2000 CFM)で、開口の面風速に換算すると約2.5 m/sです。ミニプリーツHEPAを平置きしたときによくある0.45 m/sよりずっと高い値ですが、パックが斜めに並んでいるため、実際にろ紙を通り抜ける風速ははるかに低くなります。289×595や305×610のようなハーフサイズは、風量がおよそ半分です。下の表は品番と見積に記載された実際の値です。
タイプ枠寸法 (mm)定格風量初期圧力損失
2V選定による28.3 CMM約300 Pa
3V289×595約1600 m³/h(約26.7 CMM)250 Pa
4V選定による56.6 CMM約300 Pa
5V(片側フランジ枠)592×59256.6 CMM約294 Pa
5V(99.99%)610×610×290約48 CMM(1700 CFM)250 Pa
6V610×610×29056.6 CMM(2000 CFM)約249 Pa
6V610×610×29256.6 CMM230 Pa
8V選定による56 CMM約249 Pa
8V607×607×29070 CMM300 Pa
数値は異なる時期の見積と品番表示から取ったもので、ろ材やパック数が完全に同じではないため、おおよその範囲を見るための目安です。2つのタイプを比べるときは、同じ見積の数値を使ってください。もとの単位がmmH₂Oのものは Pa に換算しています(30 mmH₂O ≈ 294 Pa)。表にない寸法やV数の風量と圧力損失は、選定に応じてご案内します。

枠とガスケット

- 枠:亜鉛めっき鋼板枠、亜鉛めっき鋼板の片側フランジ枠(枠の片側にぐるりとフランジが付いたもの)、ABS樹脂枠 - ガスケット:風下面ガスケット、フランジ背面ガスケット、両面ガスケット(両面にガスケット付き、バッグイン・バッグアウト(BIBO)ハウジング用) - 効率:97%、99.97%、99.99%(@0.3 μm) - 寸法:610×610、592×592、607×607などのフルサイズと、289×595、305×610などのハーフサイズ。奥行きは290/292 mmが一般的

使われる場所

- 空調機(AHU)の最終段のHEPAセクションで、大風量が必要かつ圧力損失を低く抑えたい場合 - バッグイン・バッグアウト(BIBO)ハウジングの高性能セクション(両面ガスケットのタイプ) - 交換時にお知らせいただきたい情報:V数、枠寸法と奥行き、効率、枠の材質、ガスケットの位置。古いフィルターの写真があればなお確実です
「V型フィルターボックス」は箱ごと届くのですか?ハウジングは別に買う必要がありますか?

箱ではありません。1枚まるごと交換するV型HEPAフィルターで、数枚のミニプリーツろ材パックをV字に並べて枠に収めたものです。空調機やフィルターハウジングの既存のフィルター枠にそのまま入れます。名前の「ボックス」は従来からの呼び名です。フィルターを収める箱体が必要な場合は、バッグイン・バッグアウトフィルターハウジングや天井HEPAボックスをご覧ください。

2V、4V、5V、6V、8Vはどう選べばいいですか?

V数は枠の中に並んだVの数で、Vが多いほどろ材が多く、同じ風量なら圧力損失は低くなるのが一般的です。たとえば品番上同じ56.6 CMMで、4Vは約300 Pa、6Vは230 Paです。実際に「2Vや4Vは詰まりやすいので使わない」とはっきり言うお客様もいます。当社の納入実績には5V 610×610×290(99.99%)や3V 305×610×292があります。まず風量を決め、次に空調機が許容できる圧力損失を確認してください。

1枚でどれくらいの風量を通せますか?52 CMMのシステムで足りますか?

610×610のV型は多くが定格56.6 CMM(2000 CFM)で、開口の面風速に換算すると約2.5 m/sです。52 CMMはこの定格の範囲内で、定格より少ない風量なら圧力損失も表示値より低くなります。ただし、99.99%の5V 610×610×290は定格約48 CMM(1700 CFM)なので、52 CMMでは超えてしまいます。その場合は定格56.6 CMM以上のタイプを選んでください。289×595のようなハーフサイズは風量がおよそ半分です。

バッグイン・バッグアウト(BIBO)ハウジング用のV型HEPAは何が違いますか?

フィルター本体は同じV型構造で、違いはガスケットです。BIBOハウジング用は両面ガスケット(両面にガスケット付き)が必要で、一般の空調機なら風下面ガスケットかフランジ背面ガスケットで足ります。寸法はハウジングのフィルタースロットに合わせる必要があるので、古いフィルターの枠寸法、奥行き、V数、効率をお知らせください。

樹脂(ABS)枠はありますか?アルミ枠やステンレス枠は作れますか?

あります。枠は亜鉛めっき鋼板枠、亜鉛めっき鋼板の片側フランジ枠、ABS樹脂枠の3種類です。交換時は古いフィルターと同じ枠材質・フランジの向きで注文するのが確実で、片側フランジ枠はフランジを取付枠に合わせる必要があります。現在の品番はこの3種類の枠のみです。アルミ枠やステンレス枠が必要な場合はお問い合わせ時にご指定いただければ、別途確認します。

選定リファレンス

ご発注の前に、効率グレード・ろ材特性・運転環境がご要件に合うかをご確認ください。