手術室用HEPAフィルター|陰圧隔離病室向け HEPA Box - HEPA / ULPAフィルター | 佰聖科技(バイシェンテック)
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HEPA / ULPAフィルター

手術室用HEPAフィルター|陰圧隔離病室向け HEPA Box

製品概要

病院用HEPAボックスは、手術室や病室の天井の「吹出口(末端)」に取り付けるHEPA吹出ユニットです。空調機から送られた空気は、室内に入る直前に最終段の 99.99%(@0.3 μm)ガラス繊維HEPAフィルターを通過します。ハードウェアは天井HEPAボックスと共通です(一体使い捨て型は箱の深さ 130 mm、室内側交換型は 170 mm、定格風量 17.5/8.4 CMM)。このページでは、手術室(陽圧)と陰圧隔離病室それぞれのHEPAフィルターの設置位置と、台湾衛生福利部、米国 CDC/ASHRAE 170、日本 HEAS-02 が定める換気回数・室間差圧の要件をまとめています。

特長・仕様

効率:99.99%(@0.3 μm)ガラス繊維HEPAフィルター タイプ:一体使い捨て型(箱の深さ 130 mm)/室内側交換型(箱の深さ 170 mm) 定格風量:17.5 CMM(600×1210、570×1170 mm)、8.4 CMM(600×600、570×570 mm)、フィルター面風速 0.45 m/s 初期圧力損失:約 123 Pa(12.5 mmH₂O) 本体:アルマイト処理アルミ枠、12 mm 外部保温、ダクト接続口 8″/10″/12″/14″ 設置場所:手術室・病室の天井の吹出口(末端)

Email:sales@baisheng-tech.com

電話:+886-2-25981958

FAX: +886-2-6602-1920

詳細説明

病院用HEPAボックスは、手術室や病室の天井の「吹出口(末端)」に取り付けるHEPA吹出ユニットです。空調機から送られた空気は、室内に入る直前に、最終段の 99.99%(@0.3 μm)ガラス繊維HEPAフィルターを通過します。ハードウェアは天井HEPAボックスと同じで、違うのは用途です。このページでは、病院の各室でどう選ぶか、HEPAフィルターをどこに置くか、各国の基準が何を求めているかを説明します。

手術室と陰圧隔離病室では、HEPAフィルターの位置が違う

手術室で守る対象は患者です。室内を陽圧に保ち、天井のHEPAボックスから清浄な空気を吹き下ろして、空気を室外へ流すことで、外の汚れた空気が入り込まないようにします。陰圧隔離病室(感染症隔離病室)で守る対象は部屋の外にいる人です。室内を陰圧に保ち、空気は廊下から前室を経て病室内へ流れます。病室の空気を屋外へ排気する前には、専用排気ダクトに設けたHEPAフィルターを必ず通します。

手術室(陽圧)vs 陰圧隔離病室

HEPAの位置と気流の向き

手術室(陽圧)HEPAボックス給気+空気は室外へ陰圧隔離病室前室排気HEPA(BIBO)屋外へ排気廊下−空気は室内へ廊下に対し ≥ 8 Pa 陰圧(台湾)

模式図です。室間差圧と換気回数は各地の基準と空調設計で決まります。下の比較表を参照してください。

台湾・米国・日本の基準は何を求めているか

項目台湾(衛生福利部 隔離病院等級基準)米国(CDC 2003、ASHRAE 170)日本(HEAS-02)
手術室の室圧陽圧、陰圧の前室を設ける陽圧、2.5 Pa 以上陽圧
手術室の換気回数15 回/h 以上、層流(ラミナーフロー)換気15 回/h、うち外気量 3 回/h一般手術室 15 回/h、うち外気量 3 回/h
手術室のHEPAフィルター等級の指定なしASHRAE 170:整形外科・臓器移植・脳神経外科・熱傷の手術室は吹出口(末端)にHEPAを設置バイオクリーン手術室(超清浄手術室)はHEPA、一般手術室は最終段 98% 以上(比色法)
隔離病室の室圧廊下に対して 8 Pa 以上の陰圧、廊下→前室→病室の順に段階的に低くする陰圧、空気は室内へ流入陰圧
隔離病室の換気回数新築・改修は 12 回/h 以上、既存病室は 6 回/h 以上、外気量 2 回/h 以上12 回/h 以上12 回/h 以上
隔離病室の排気専用排気ダクトにHEPAを設置、排気口は屋上から 3 m 以上高くし、垂直方向の排気速度は 15 m/s 超、室内空気はHEPAを通した場合のみ再循環可屋外へ直接排気、それができない場合に限りHEPAを通して専用空調機へ還気循環空気はHEPAで処理
上の表は要点をまとめたものです。設計の際は必ず原文をご確認ください。出典:台湾は台湾衛生福利部「隔離病院感染症緊急医療対応能力等級基準」(2025年8月29日、行政院公報第31巻第164号)項目 2.2、2.4、米国は CDC『Guidelines for Environmental Infection Control in Health-Care Facilities』(2003)付録 B 表 B.2 および ASHRAE 170-2021(2024年正誤表)、日本は日本医療福祉設備協会 HEAS-02『病院設備設計ガイドライン(空調設備編)』です。

このHEPAボックスの仕様

項目仕様
効率99.99%(@0.3 μm)ガラス繊維HEPAフィルター
タイプと箱の深さ一体使い捨て型 130 mm/室内側交換型 170 mm
定格風量17.5 CMM(600×1210、570×1170 mm)/8.4 CMM(600×600、570×570 mm)
面風速と初期圧力損失0.45 m/s、約 123 Pa
本体アルマイト処理アルミ枠、12 mm 外部保温、ダクト接続口 8″~14″
型番一覧、ダクト接続口径、室内側交換型の内蔵フィルター寸法は、天井HEPAボックスの製品ページをご覧ください。

手術室には何台必要?まず換気回数から概算する

当社で実際に概算した手術室を例にします。寸法は 4.9 × 3.44 × 2.5 m、容積は約 42 m³ です。換気回数を 15 回/h とすると、給気量は約 632 m³/h 必要になります。600×600 mm タイプの定格風量は 504 m³/h なので、632 ÷ 504 ≈ 1.25、つまり最低 2 台です。 これは換気回数だけによる概算です。手術台上部の層流(ラミナーフロー)域、温湿度、室間差圧は、空調設計の中であわせて決める必要があります。また、天井ふところに 130 mm(一体使い捨て型)または 170 mm(室内側交換型)以上のスペースがあるかも確認してください。

陰圧隔離病室の排気には何を使う?

排気側のHEPAフィルターは専用排気ダクトに設けるもので、天井の吹出口に付けるものではありません。病院の入札仕様では、BIBO(バッグイン・バッグアウト)方式のフィルターハウジングがよく指定されます。フィルター交換時、作業者はビニール袋越しに作業するため、病原体が付着したフィルターに直接触れずに済みます。給気側は天井HEPAボックスが受け持ち、同じ病室の中で両者がそれぞれの役割を果たします。
手術室には必ずHEPAフィルターが必要ですか?

手術の種類と、どの基準に従うかによります。米国の ASHRAE 170-2021(2024年正誤表)では、整形外科・臓器移植・脳神経外科・熱傷の手術室は吹出口(末端)にHEPAフィルターを設けることとされています。日本の HEAS-02 では、バイオクリーン手術室(超清浄手術室)はHEPA、一般手術室は最終段 98% 以上(比色法)です。台湾衛生福利部の隔離病院等級基準は、換気回数 15 回/h 以上と層流換気を求めていますが、HEPAの等級は指定していません。実際の仕様は、病院の設計基準や入札仕様に従ってください。

陰圧隔離病室の排気には、HEPAボックスとBIBOのどちらを使いますか?

排気にはBIBO、または排気ダクトに設けたHEPAフィルターを使います。天井HEPAボックスではありません。台湾の等級基準では、陰圧病室に専用排気ダクトを設けてHEPAを取り付け、排気口を屋上から 3 m 以上高くすることが求められています。BIBO(バッグイン・バッグアウト)方式のハウジングなら、作業者はビニール袋越しにフィルターを交換でき、病原体が付着したフィルターに触れずに済むため、病院の入札仕様でよく指定されます。天井HEPAボックスは、同じ病室の給気側に使います。

手術室と陰圧隔離病室で、同じHEPAボックスを使えますか?

給気側なら同じ機種で対応できます。どちらも天井の吹出口(末端)に 99.99%(@0.3 μm)のHEPAボックスを設けます。違うのは空調の圧力設計です。手術室は給気量を排気量より多くして陽圧を保ち、陰圧隔離病室は排気量を給気量より多くして陰圧を保つうえ、排気側にもHEPAが必要です。そのため、HEPAボックスは箱単体で選ぶのではなく、空調設計とあわせて選定してください。

台湾の陰圧隔離病室では、どのくらいの陰圧と換気回数が必要ですか?

台湾衛生福利部「隔離病院感染症緊急医療対応能力等級基準」(2025年8月29日公告)項目 2.2 によると、病室は廊下に対して 8 Pa 以上の陰圧とし、圧力は廊下、前室、病室の順に段階的に低くします。換気回数は新築・改修の病室で 12 回/h 以上、既存の病室で 6 回/h 以上、そのうち外気のみで 2 回/h 以上が必要です。室内空気はHEPAフィルターでろ過した場合に限り再循環でき、ファンとHEPAフィルターには差圧計や風量表示などの監視装置を設ける必要があります。

選定リファレンス

ご発注の前に、効率グレード・ろ材特性・運転環境がご要件に合うかをご確認ください。