バッグフィルター - 中性能フィルター | 佰聖科技(バイシェンテック)
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中性能フィルター

バッグフィルター

製品概要

バッグフィルター(Bag Filter/Pocket Filter)は、空調機の中性能段で最もよく使われるフィルターです。何層にも重ねた合成繊維を3~12本のポケットに縫い合わせているため、同じ開口でも広げた濾材面積はパネルフィルターの約5~17倍になります。比色法効率は45/65/85/95%の四等級(MERV 9/11/13/14)。24×24″・6袋・65%の第三者試験では、定格2000 CFMでの初期圧力損失は65 Pa。標準は亜鉛めっき鋼板枠で、ステンレス枠・アルミ枠・メートル法サイズも製作できます。

主要仕様

効率等級
MERV 9 / 11 / 13 / 14
ろ過効率
比色法効率 40~45%(茶)MERV 9、60~65%(橙)MERV 11、80~85%(桃)MERV 13、90~95%(淡黄)MERV 14
最高使用温度
50°C
ろ材
多層合成繊維を不織布に積層してろ過層を補強。耐久性が高く繊維の脱落がありません

Email:sales@baisheng-tech.com

電話:+886-2-25981958

FAX: +886-2-6602-1920

ろ材
多層合成繊維を不織布に積層してろ過層を補強。耐久性が高く繊維の脱落がありません
外枠
標準は亜鉛めっき鋼。特注でステンレス枠・アルミ枠も可。枠厚 20 mm
試験規格
ASHRAE 52.1-1992
効率等級
MERV 9 / 11 / 13 / 14
ろ過効率
比色法効率 40~45%(茶)MERV 9、60~65%(橙)MERV 11、80~85%(桃)MERV 13、90~95%(淡黄)MERV 14
最高使用温度
50°C
型式品名寸法
B3P85-12-24-12バッグフィルター80~85% 12X24X12" 3ポケット12 × 24 × 12″
B6P95-24-24-22バッグフィルター90~95% 24X24X22" 6ポケット24 × 24 × 22″
B6P85-24-24-12バッグフィルター80~85% 24X24X12" 6ポケット24 × 24 × 12″
B6P85-24-24-15バッグフィルター80~85% 24X24X15" 6ポケット24 × 24 × 15″
B6P85-24-24-10バッグフィルター80~85% 24X24X10" 6ポケット24 × 24 × 10″
B12P65-595-595-360バッグフィルター65% 595X595X360mm 12ポケット 入口側ガスケット3mm595 × 595 × 360 mm
B6P85-12-24-10バッグフィルター80~85% 12X24X10" 6ポケット12 × 24 × 10″
B8P85-24-24-21バッグフィルター80~85% 24X24X21" 8ポケット24 × 24 × 21″

上記は代表的な寸法です。その他の寸法・枠材・効率グレードも製作可能です。お見積りの際は型式または寸法をお知らせください。

詳細説明

バッグフィルター(Bag Filter、ポケットフィルターとも呼ばれます)は、空調機(AHU)の「中性能段」に取り付けるフィルターです。何層にも重ねた合成繊維の濾材を3~12本の細長い袋に縫い合わせ、亜鉛めっき鋼板枠に固定しています。プレフィルターの後ろ、HEPAフィルターの前に置かれ、プレフィルターでは止めきれない細かい粉じんを捕らえるとともに、後段のHEPAが早く目詰まりしないよう守ります。 比色法効率によって45%、65%、85%、95%の四等級に分かれ、袋の色(茶色、オレンジ、ピンク、淡黄色)で見分けます。ASHRAE 52.2のMERV 9、11、13、14にほぼ相当します。

なぜ袋状にするのか?

同じ24×24インチの開口でも、平らなパネルフィルターの濾材は0.37 m²しかありません。袋状にすると、広げたときの濾材面積はパネルの約5~17倍になります。面積が大きいほど濾材の各部分に当たる風が少なくなるため、抵抗が低く、ためられるほこりも多くなり、交換までの期間が長くなります。 大きな布を何本もの長いポケットに縫い分けるようなものです。ポケットが多く、長いほど、同じ入口の奥にしまわれる布が増えます。

袋状にすると濾材面積は何倍?

24×24インチ開口・広げた濾材面積(推定)

側面図気流 →亜鉛めっき枠パネルフィルター0.37 m²1倍6袋・12インチ2.04 m²5.5倍6袋・15インチ2.55 m²6.9倍8袋・21インチ4.77 m²12.8倍10袋・22インチ6.25 m²16.8倍

推定:袋数 × 2面 × 袋長 × 袋の高さ(22インチ)。袋の先端のすぼまりや縫い目のため、実際の値は少し小さくなります。

仕様(24×24インチ開口)広げた濾材面積(約)パネルの何倍か
パネルフィルター0.37 m²1倍
6袋・袋長12インチ2.04 m²5.5倍
6袋・袋長15インチ2.55 m²6.9倍
8袋・袋長21インチ4.77 m²12.8倍
10袋・袋長22インチ6.25 m²16.8倍
計算方法:袋数 × 2面 × 袋長 × 袋の高さ(22インチとして計算)。袋の先端のすぼまりや縫い目のため、実際の面積は少し小さくなります。12×24インチは幅が半分のタイプで、袋数は半分、倍率は同じです。

実測:風量が増えると抵抗はどう変わる?

24×24×15インチ、6袋、65%(オレンジ)のバッグフィルターを、第三者試験機関がASHRAE 52.2に基づいて試験しました。定格風量2000 CFM(約3400 m³/h)での初期圧力損失は65 Pa。風量を半分の1000 CFMにすると、圧力損失はわずか20 Pa、約三分の一になりました。 袋が多く長いほど効果がある理由もここにあります。同じ風量をより多くの濾材に分けると、濾材を通る風の速さが遅くなり、抵抗は風速以上に大きく下がります。

風量と初期圧力損失(第三者試験)

24×24×15インチ・6袋・65%(オレンジ)、ASHRAE 52.2に基づく試験

02040608010010001700 m³/h15002550 m³/h20003400 m³/h25004250 m³/h定格風量 2000 CFM → 65 Pa20 Pa40.7 Pa92 Pa風量 (CFM)初期圧力損失 (Pa)

風量を半分にすると、圧力損失は約三分の一に。データは単一サンプルの第三者試験報告書によるもので、効率・袋数・袋長によって数値は異なります。出荷仕様が優先されます。

同じ試験では、粒子の大きさごとにどれだけ捕らえたかも測っています。粒子が小さいほど捕らえにくいため、細菌や煙レベルの微粒子まで止めたい場合は、後段にHEPAが必要になります:
粒径範囲身近な例このバッグフィルターの捕集率
0.3~1 μm(E1)細菌、たばこの煙、調理の油煙28.0%
1~3 μm(E2)自動車・バイクの排ガス粒子、溶接ヒューム、小麦粉の粉じん68.7%
3~10 μm(E3)カビの胞子、ダニの死骸のかけら、セメントの粉じん88.3%
ASHRAE 52.2の判定方法(E2が65~80%、E3が85%以上)では、このフィルターはMERV 11に該当し、下の表の「65%オレンジ=MERV 11」と一致します。粒子の例はASHRAE 52.2のMERV対応表によります。

四つの効率、どう選ぶ?

比色法効率袋の色ASHRAE 52.2 相当欧州の旧等級(EN 779)
40~45%茶色MERV 9F5
60~65%オレンジMERV 11F6
80~85%ピンクMERV 13F7
90~95%淡黄色MERV 14F8
当社が実際に手がけている案件では、一般的な空調機のメンテナンスで最も多く交換されるのは85%です(そのまま「F7」と呼ぶお客様も少なくありません)。95%は主にHEPAの一つ手前の段や、清浄度の要求が高いプロセス空調に使われます。 比色法はASHRAE 52.1の旧試験法で、F5~F8は欧州EN 779の旧等級です。EN 779は2018年にISO 16890に置き換えられ、新旧の等級は一対一では換算できません。仕様書でISO 16890のePM等級が指定されている場合は、お見積り依頼の際にお知らせください。

仕様とサイズ

効率ポケット数サイズ (W x H)ポケット長さ
45% 65% 85% 95%3B 4B 5B 6B24”x12”10” 12” 15” 18” 20” 21” 22” 24” 30” 36”
45% 65% 85% 95%6B 8B 10B 12B24”x24”10” 12” 15” 18” 20” 21” 22” 24” 30” 36”
標準の枠は厚さ20 mmの亜鉛めっき鋼板枠で、ステンレス枠やアルミ枠も製作できます。メートル法サイズもあり、例えばB12P65-595-595-360(595×595×360 mm、12袋、65%、風上側に3 mmのガスケット付き)があります。枠が標準サイズでなくても特注で製作できます。

主な用途

- 中央空調機(AHU)や恒温恒湿空調機の中性能段 - 外気処理空調機(PAH/MAU):外気を建物内に送り込む前にろ過 - HEPAの手前の保護段として、HEPAの交換周期を延ばす - 電子工場・材料工場の設備空調メンテナンス:プレフィルターとまとめて一括交換することが多く、メンテナンス工事に合わせた現地での交換や、使用済みフィルターの回収・処分にも対応できます
ポケット数とポケットの長さはどう選べばいいですか?

まず空調機内でフィルターに使える奥行きを確認し、次に風量を見ます。24×24インチの開口には6・8・10・12袋、12×24インチには3~6袋があり、袋長は10インチから36インチまでです。袋が多く長いほど濾材面積は大きくなります。同じ24×24インチでも、6袋12インチは約2.04 m²、10袋22インチは約6.25 m²です。面積が大きいと抵抗が低く、ためられるほこりが多く、交換の間隔も長くなります。その代わり、より深い取付スペースが必要で、単価も高くなります。迷ったときは、取り外したフィルターと同じ袋数・袋長で注文するのが最も確実です。

取り付けるとき、袋はどの向きにしますか?

袋の口(枠のある面)を風上側に向けます。空気が袋の中に吹き込み、濾材を通り抜けて出ていきます。袋は上下方向に縦に並べてください。こうすると運転中は袋がふくらんで互いに離れ、停止中も袋どうしが貼り付きません。横向きに取り付けると、袋が垂れ下がって重なり合い、濾材面積の一部が使えなくなるのと同じことになり、抵抗も高くなります。

ステンレス枠やアルミ枠は作れますか?

可能です。標準は厚さ20 mmの亜鉛めっき鋼板枠です。湿気が多い場所、腐食性ガスがある場所、さびが許されない場所では、ステンレス枠またはアルミ枠に変更できます。ステンレス枠は特注品のため、数量が少なすぎると生産の手配が難しくなります。2個だけのご依頼では特注できず、50個以上になってようやくお見積りが出せたことがあります。お見積り依頼の際は、数量もあわせてお知らせください。

濾材は何ですか?ニードルパンチ不織布や水洗いできるタイプはありますか?

濾材は何層にも重ねた合成繊維で、強度を高めるため不織布の下地に貼り合わせてあり、繊維が抜け落ちにくくなっています。現在、ニードルパンチ不織布の濾材は扱っていません。バッグフィルターは使い捨てで、ほこりがたまったらフィルターごと交換します。

メートル法サイズ(例:592×592)はありますか?

あります。インチ規格の24×24インチ、12×24インチのほか、メートル法サイズも製作しています。例えばB12P65-595-595-360(595×595×360 mm、12袋、65%、風上側に3 mmのガスケット付き)です。枠が標準サイズでなくても特注で製作でき、530×530×290 mm、590×550×210 mmなどの製作実績があります。お見積りの際は、枠の幅×高さ×奥行き、袋数、効率、数量をお知らせください。

選定リファレンス

ご発注の前に、効率グレード・ろ材特性・運転環境がご要件に合うかをご確認ください。